「和歌山市」駅に新たなランドマークが誕生！

キーノ和歌山

2020（令和2）年6月5日、和歌山に新たなランドマークが誕生した。南海電鉄「和歌山市」駅直結の複合施設「キーノ和歌山」だ。29店舗が出店する商業エリアは「デイリーユースのフロア」、「和歌山を感じる食のフロア」、「美と健康のフロア」の3階から構成され、そのほかに図書館やホテルが併設されている。

商業エリアのキーテナントとなるのは1階の大半を占める「ロックスターファームズ」。日本初出店となる食料品スーパーマーケットで、野菜、肉、魚といった生鮮三品に加え、グロサリーを中心に販売する「北野エース」や惣菜店、青果店も入店しており、食料品の専門店街となっている。中には和歌山産の食材が並ぶ産直ブースが設置されていて、消費者と生産者をつなぐ場として活用されている。さらに1階には和歌山に初出店となるドラッグストア「マツモトキヨシ」やカフェ&バー「プロント」といった日常使いにうれしい店舗も入店している。

2階のダイニングフロアには、新鮮な魚介料理を提供する「海鮮れすとらん　勘八屋」や蒸し料理の「蒸しダイニング　MusuMusu」、江戸時代創業の緑茶の老舗「玉林園」のカフェ「kishu chaya 玉林園」など、県内の有名店が軒を連ねる。さらに全国新酒鑑評会金賞に輝く日本酒を提供する平和酒店のコンセプトショップもあり、日本酒、果実酒、クラフトビールが気軽に堪能できる。
歯科や眼科、調剤薬局などの医療機関がそろう3階には、24時間営業で使いたい放題のスポーツジム「セントラルスポーツジムスタ24スタジオヨガピス」があり、子どもの向けの体操教室も開設しており、親子で利用できる。

「和歌山市民図書館」は「知・情報・交流・くつろぎの拠点」としてリニューアルした。一般図書のエリアに加え、「スターバックス」と「蔦屋書店」を併設する1階フロアのほかに、さまざまなニーズに合ったフロアが展開されており、自分の好きな居場所を見つけることができる。4階には「こどもとしょかん」があり、ナギの大木が描かれた「えほんの山」と呼ばれる子ども用のスペースが用意されている。さらに屋上にはテラス席や屋上キッチンを完備した芝生広場があり、和歌山市内を見渡すことができる。